誰かの役に立ちたい
多くの看護師が「誰かの役に立ちたい」
という思いを抱いて
働いてきたのではないでしょうか。
もちろん生活のためでもあります。
実際はとても過酷な環境で
おまけに人間関係もギスギスして・・
というのは珍しくないケースかと思います。
この記事は、今まさに転職への不安をもつ
看護師さんへお届けする
次の職場選びにおけるアドバイスです。
同じく看護師資格を持つ私自身の
数回にわたる転職経験をもとにお伝えします。
次の職場を見極めるポイント
職場環境の見極めポイントとして
次の２点をチェックしてみることを
おすすめします。
- 上司が年上かどうか
- 周りのスタッフの年齢層はどうか
上司が年上かどうか。
上司が年下でもうまくいく場合はもちろんあります。
30歳を過ぎると
ある程度の経験やスキルが身についており
プライドもあると思います。
素直に年下の指示を聴けるかどうか
という点で年齢が邪魔することがあります。
実際に私は、社長も上司も年下という環境で
働いたことがありますが
そもそも話が合わないという点で
無理がありました。
年が離れていると、言葉づかいも文化も
大きな違いがあり
情報交換や議論するときに
ストレスになったものです。
上司・部下の年齢を気にせず
働けるか？と問われたら
答えは「難しい」と思います。
周りのスタッフの年齢層はどうか
あまりに若すぎても
ベテランすぎても、一緒に働きにくいことがあります。
年齢層については
採用面接の時に担当者へ質問して
具体的に聞いてみましょう。
なじめるかどうか心配であることを伝えた上で
尋ねてみても問題ないです。
なぜなら採用側も採用後に他のスタッフと
なじめるかどうかはよく見極めたいと
考えています。
素直にどんな心配があるのか伝え
情報を取得しておきましょう。
ここでどう説明してもらえるかどうかによって
信頼がおける職場かどうか、
あなた自身も職場を見極めるチャンスになります。
環境や仕事内容への不安
自分にとって新しいジャンルの職場を選んだ場合、
「周りがハイレベルな人ばかりだったら？」
「はたして仕事を覚えていけるかな？」
という不安を抱く人もいるでしょう。
はじめの半年ぐらいは
新しい人間関係や仕事に適応するために
ストレスが大きくなります。
新卒で同期と一緒に働き始めた時とは
また違う大変さです。
ただ、人間関係を少しずつ作って
周りに助けを求める方法がわかってくれば
働き続けられるのは確かです。
これまでに看護師としてチームで働いてきたスキルは
必ず活きるはずです。
子どもを育てながら働く場合
20〜30代で小さなお子さんがみえる場合、
働くことに慎重にならざるを得ません。
職場によっては必要以上に肩身が狭い思いをしている方も
いることでしょう。
転職する本人の能力が高いからといって
転職がたやすく出来るとは限りません。
厳しいようですが、採用側は基本的に
休まずに働く即戦力を求めています。
子どもがいる転職者を
必ずしも暖かい目で迎え入れるとは
限らないのです。
他のスタッフ、とくに子どものいないスタッフ
との不公平感や軋轢が生じることがあります。
朝の出勤までは、子どもの支度に
時間がかかりますし
育児と一言で言っても
数多くのタスクがあります。
そこで何を確認するか、ですが
転職先に子育て中のスタッフがいるかどうか
確認するのが大切なポイントです。
面接の時にそれとなく
確かめると良いでしょう。
同じ境遇のスタッフがいたほうが
もし休むことになってしまった場合に
孤独感や劣等感に悩むことが少しでも
抑えられるはずです。
まとめ
転職への不安は転職活動中に確かめると
意外と解消されることがあります。
- 上司が年上かどうか
- 周りのスタッフの年齢層はどうか
- （子育て中なら）子育て中のスタッフはいるかどうか
今回の記事では、この３点の確認を挙げてみました。
収入や家庭、何を優先にしたいかは
自分でしっかり決めるとしても
決める過程で転職支援サービスの
アドバイザーに相談するのも
転職の不安解消に役立ちます。
プロと話すのはカウンセリングのようなもの。
自分自身の課題が判明することもあって
なかなか勉強になります。
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