今回はiPadを使った和風BGMづくりの方法、
作曲Tipsです。
私が作ったお正月ソング(和風BGM)と
作成の流れを紹介します。
こちらの曲→ 尾張富士 は、
Audiostockで販売スタートしたインストです。
インスト:歌のない、楽器のみで演奏された曲
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作曲するときはまずイメージを固めます。
お正月まであと少し。
ということで、有名な曲の始まりを真似して
オープニングで和風の雰囲気を出すことに。
イメージは富士山。
浮世絵にあるような雪が積もった
青い富士のイメージです。
まずは琴
iPadで琴を演奏するには
2つの方法があります。
キーボードで弾く
思い浮かんだメロディーを弾きます。
日本スケールにするのがポイント。
日本スケールを弾きさえすれば
和風になるのです。
メジャースケールの4番目(ファ)と7番目(シ)を抜いた音階
になるのでヨナ抜き長音階とも呼ばれるらしい。
ドレミソラの音を使った五音音階。
メロディーができたら、音源を琴に変更します。
琴を奏でる
キーボードで作ったメロディーだけでは
せっかくの琴の良さが
半分ほどしか活かせませんので
弦をさわった演奏を行ってみます。
iPadには琴の画面があります。
トラック追加の+ボタンから
「WORLD」でKotoを選びます。
琴の演奏経験がなくても
いきなり演奏できる(ありがたい)。
この画面で出来るのは、
チャリラリラリラーンという演奏。
和風のトレモロだって出来てしまいます。
トレモロのスピードを上げ下げするのは
画面下部のボタン。
そのボタンを押しながら
弦を押さえるとトレモロが奏でられます。
1つ和風トレモロ作れば、
トレモロ素材をピアノロール画面で編集、
音を上げ下げして、使いまわせます。
次に太鼓
祭りのお囃子(おはやし)を思い出してみると
ドンドンカッという音が浮かびます。
カッというのは太鼓のサイドを叩いた音。
iPadでも太鼓の横を叩くと音が出ます。
ドンドンドンカカカッカというリズムを作り
【ループ】にしました。
全小説を演奏すると大変なので、4小節だけ作成しました。
仕上げに鐘の音
こちらの鐘のシャーンという金属音をわずかに鳴らし
音の隙間を埋めます。
少しだけ厳かな雰囲気がプラスできるような・・。
完成作品はこちら↓
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