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女性の退職・キャリア中断の注意点

  • 10/23/2019
  • 09/12/2023
  • 転職
  • 653PV

はじめに

経験や専門性を活かして働くのは

環境が整っていないと難しい。

そんなことを痛感しています。

「この人と働きたい!」と思えるからこそ

今の仕事を続けているのもある。

働く上でのバランスを考えた時に、

  • 働きやすいが時給が安い
  • やりがいはあるが人間関係が悪い
  • 人間関係は良いが通勤が不便

このような状況に悩むことは

決して珍しくありません。

ただ、キャリアを途切れさせたくない

という一心で働いている方も

いるのではないでしょうか。

キャリアが途切れる理由

職場に数年ぶりのブランクを経て

働き始めたスタッフがおり

色々と考えさられることがあります。

パート労働者というのは

⑴ 新卒でフルタイム→パート

⑵ 結婚・出産等で離職していた

⑶ 長いブランクを経て久しぶりに就職

というパターンがあり

ブランクの理由として

  • 妊娠による体調不良
  • 出産
  • 配偶者の転勤
  • 近くに実家がない(子供を気軽に預けられない)

話を聴く限りは概ねこんな理由が当てはまります。

特に医療関係者では、

途切れない緊張感からの疲労や

ハードさゆえにメンタルを維持できず

辞めざるを得ない状況もあります。

どこも人手不足なので、

休んでいる人がいると

残ったスタッフに負担がかかり

むしろ辞めてもらった方が新しい人を

採用できるという事情はわかります。

病院は人事教育を受けた管理監督者が

あまりいないようにも思えます。

あまりに人員の新陳代謝が良くても

後進が育ちません。

ブランクがある人を採用する時の注意点

事務作業のある仕事であれば

一般的なパソコン操作ができること

は必要最低限の採用条件。

ブランクがある人、あるいは

病院でしか働いたことがない

医療専門職の場合

これが思わぬハードルになり得るので要注意です。

  • PCそのものの扱いに抵抗がある
  • キーボード操作に慣れていない
  • 文書作成の基礎知識がない
  • メールのマナーがわからない

PCやソフトの使い方は

ネット検索をかければ

大抵のことは解決法が見つかりますが

探すことさえもなかなか難しいケースがあります。

新入社員ならまだしも

中高年となれば、教える側にとっても

本人にとっても辛いことだと思うわけです。

したがって、採用試験ではPC周りの操作性が

確認できればありがたいなと考えています。

パソコン操作ができないから

仕事の適性がないという訳ではなく

できなくても自分で解決しようとする

姿勢が求められます。

医療職ならパソコンより対人業務が

得意ということも大いにあることでしょう。

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それから、意外と採用後に頭を悩ませるのが

  • 報連相が苦手
  • コンプライアンスが身についていない
  • 敬語がうまく使えない

この3点も挙げておきたい課題点です。

どこかに所属して働き続けている人ならば

  • この場面ではこの敬語を使おう
  • これは早く報告しないとまずい
  • この情報は他の人に言うのは辞めておこう
  • これはどうやらまずい方向に向かいそうだ
  • 上司の印鑑は勝手に使えない

このような感覚は経験則として

身に付いていることでしょう。

ただ、専業主婦の期間が長いと

ちょっと足りないことがある。

これらはまめな注意喚起と本人による努力で

変えられる可能性はあります。

さいごに

人材を採用するとき

「この人と一緒に働きたいかどうか」

が一番大切なように思います。

プロジェクトへの貢献を最大限にするために

スキルの見極めはきちんとしたいものです。

たとえキャリアを中断している時でも

自分の強みを伸ばすことが大切です。

とにかく諦めない

その後のキャリアに活かせそうな何らかの努力

が継続できると良いと思います。