国内３つの音楽配信代行サービスを比較

この記事は、以下のように考えている方におすすめです。

• 自分たちの演奏作品を世界に配信したい
• PCで作ったオリジナル音楽作品を配信したい
• 音楽配信代行サービスについて知りたい

音楽配信では、Apple MusicやSpotifyなどの配信サービスと

直接契約するのではなく

代行サービスを仲介して配信手続きを行います。

今回ご紹介する配信代行サービスは

３つの国内サービスです。

配信後の再生で収益を得られるサービスばかり。

まずは音楽配信代行サービスのまとめ一覧です。

narasu

楽曲データとジャケット画像さえあれば

スマホでも配信申請できてしまうのが

narasuの音楽配信代行サービス。

＞＞ narasu公式サイト

2022年8月、中国の音楽配信市場への進出が

ニュースになりました。

＞＞ 中国のデジタル音楽市場をリードするTencent Music Entertainment Groupに楽曲配信が可能に！

音楽配信プランは２種類で、

年間更新料はありません。

配信し放題プラン（月額定額制）

配信し放題プランは月額660円。

定額制で何曲でも配信できます。

シングル・アルバム問わず、

配信できる楽曲が多ければ多いほどお得です。

2022年7月現在、narasuの配信し放題プランでは

３ヶ月無料キャンペーン中です。

1回払いきりプラン（都度課金制）

１回ごとに支払うプランについて

シングルは2,860円／回、

アルバムは5,500円／回です。

更新料不要の払いきり価格ということで

楽曲配信を手軽に始めたい方には嬉しいシステム。

支払い方法

• クレジットカード
• キャリア決済（auかんたん決済・ドコモ ケータイ払い・ソフトバンクまとめて支払い）

収益率

音楽配信：90％
YouTubeマネタイズサービス：80％

リリースの手順は

＞＞ リリースの手順

配信後の楽曲は、narasuによって

宣伝していただけることもあります。

＞＞ 配信代行を他社からnarasuへ乗り換える

「3ヶ月無料キャンペーン」の解約手数料について、

3ヶ月以内のご利用での解約は手数料 0円です（配信規定より）。

公式SNS
Twitter：https://twitter.com/narasu_jp
Instagram：https://www.instagram.com/narasu_jp/

TuneCore

TuneCore（チューンコア）は

日本最大の音楽配信代行サービス。

リリース楽曲は100万曲以上、

音楽配信を検討する方が

きっとはじめに閲覧するサービスでしょう。

最短2日で、世界185ヵ国・55以上のプラットフォームに楽曲を配信できます。

＞＞ VOCALOIDを商用利用した楽曲配信

収益100％還元

楽曲の売上から配信ストアの手数料を除く、

すべての収益がアーティストに還元されるとのこと。

収益の高さはとても魅力的です。

特徴

リリースの告知方法

LinkCore （リンクコア）のご利用について

シェアされたリンクから、

リスナーの統計データを得ることができます。

統計をもとに、あなたのファンが活発なサイトや場所を把握し

さらなるプロモーションの強化につなげることが可能です。

閲覧できるデータの範囲は以下のとおり。

• ページビュー：リリースページの閲覧数
• トータルクリック数：すべての配信ストアのクリック総数
• 配信ストアごとのクリック数とクリック率
• リファラーランキング：どのサイトからファンが来たか
• 地域ランキング：ファンが多くいる地域
• デバイス／OS：ファンがどのデバイスを好んで使っているか

（LinkCore （リンクコア）のご利用について より引用）

Audiostock

Audiostock（オーディオストック）は

配信登録料や年会費がかからず

無料で音楽配信が可能です。

売り上げが出た際に手数料が差し引かれる仕組みで

配信サービスからの売り上げ40%が手数料となります。

配信方法は２種類。

コンピレーションアルバム

ジャンル別のコンピレーションアルバムが

配信されています。

申請する段階で、自分でジャンルを選び、

アルバムに収録されるのを待ちます。

楽曲が配信されてからコンピレーション

アルバムに収録されるまでには

手続きの関係で１〜２ヶ月程度の

タイムラグがあります。

オリジナルアルバム

私が実際に配信申請したアルバムは

申請から２ヶ月ほどで

配信されることになりました（2022年7月現在）。

Audiostockに登録した楽曲は

商用利用に向けてすべて審査されます。

仮に審査に通らなかった楽曲でも

Audiostockに登録してあれば収録できる。

これがオリジナルアルバムの特徴です。

1アルバム内に1〜30曲が収録可能です。

音楽配信用に登録した楽曲データは、

ライセンス販売の申請も可能です。

抵抗がなければ、自分の作品を

著作権フリーの作品として

販売することもできるということです。

詳しくは音楽クリエイター向けの

よくある質問や配信代行サービス規約をご一読ください。

＞＞ よくある質問 （音楽クリエイターの方へ）

＞＞ Audiostock配信代行サービス規約

その他の特徴

私自身はAudiostockでライセンス販売を行なっています。

＞＞ fm23のプロフィールページ

個人的に定額制プラン報酬で実感するのは、

Audiostockの営業による収益の増加。

楽曲の登録数が増えてくると、

過去の曲がパラパラと売れたり

新規登録した作品が連続ダウンロードされたり

ということが実際にあります。

私のような素人DTMerであっても、です。

まとめ

アルバム配信はポートフォリオにもなります。

それに自分の曲の試聴回数を増やす

大きな手段です。

まだアルバム配信をしたことがない方は

これを機に配信を検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事は投稿日時点の情報で、

料金等は変更されることがあります。

あらかじめご了承ください。